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ケアチーム

当院看護部のケアチームについて掲載しています。

このページの目次

ACP推進チーム

 もしも病気になったり、介護が必要になったりした時に備え、これまで大切にしてきたことや誰とどのように過ごしたいか、希望する医療や介護などについて、家族や大切な人、医療・介護関係者とともに考え、話し合う取組みをアドバンス・ケア・プランニング(ACP)といいます。「人生会議」ともいいます。地域のみなさまが自分らしい生活を最期まで送れるよう、ACP活動を通してお手伝いをしていきたいと思っております。

摂食嚥下ケアチーム

 病気や老化などの原因により、飲み込みが難しくなった状態を嚥下障害といいます。
 主な症状としては、飲み込んだ時にむせる、口の中に食べ物が残る、食べるのに時間がかかる、肺炎を繰り返すなどがあります。

 このような症状(摂食嚥下障害)の患者様に対し、肺炎予防、口腔機能の向上を図るために口腔ケアを行っております。また、食べ物を使用しての直接訓練や食べ物を使用せず顔面マッサージや嚥下体操などの摂食機能療法を取り入れております。

 私たち摂食嚥下ケアチームが中心となりスタッフと協力して、安全な食事の提供、患者さんが「食べる楽しみ」を継続していけるようにサポートしていきたいと思います。

認知症ケアチーム

 病院全体として認知症ケアの質の向上に積極的に関わるために、多職種が連携して対象者を全方位的にサポートする認知症サポートチーム(DST:dementia support team)として活動しています。内科医、社会福祉士、薬剤師、作業療法士、栄養士、看護師の合計9名のメンバーがチーム活動を行っています。入院中の認知症状やせん妄に対するカンファレンスを行い、適切なケアの検討やせん妄予防対策を考え病棟と情報共有、連携しながらその人にあったケアの提供を行っています。
 また、皆様が笑顔になって退院できるようにレクリエーション要素も取り入れたミニデイ「すまいる」の開催も行っており、「すまいる」で作成した作品も病棟内に掲示しております。
 認知症の方へのコミュニケーションとして「ユマニチュード技法」を中心に「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つのステップを通して人間本来の特性に働きかけ、患者さんに自分自身の尊厳をもってもらうことを大切にしています。
 認知症やせん妄などで何か心配なことや相談がありましたらDSTにお声がけください。

糖尿病ケアチーム

 糖尿病ケアチームは、糖尿病患者さんが継続した自己管理を行い、身体の状態を維持できるように支援を行っております。メンバーは、医師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、看護師で専門的資格を持った多職種のチームです。11月14日の世界糖尿病デーに合わせてイベントの開催や、院内スタッフに専門的な知識を深める教育も行っています。
 何かお困りのことなどがありましたら、気軽に声をかけてください。

入退院支援ケアチーム

 入退院支援ケアチームは、患者さんが退院後も安心して医療・介護が継続できるように、「その人らしい生活を送って頂くこと」を目的に活動を行っております。

 チームメンバー(外来看護師、病棟看護師、訪問看護ステーション、医療相談員、入退院支援看護師)が中心となって、病棟の特殊性に合わせた退院支援ができるよう教育活動等を行っています。

 患者さんやそのご家族の意思決定を支えるために、介護保険、各種制度利用に関しての説明、退院に向けたサポート・支援サービスの調整、在宅医療処置など、退院支援に必要な知識や技術の向上を目指していきます。

 今後も、院内外の多職種連携を強化し、患者さんとそのご家族に寄り添った支援を行ってまいります。