眼科

概要

　眼科一般診療、糖尿病患者さんの眼底検査、健診の二次検査およびレーザー治療を行っています。
　高齢者のほとんどの方が罹る白内障は医学の進歩、医療技術の向上により手術直後から良好な視力の回復が得られるようになりました。高齢になっても車を運転しパソコン作業をされる方も多いため比較的早期の段階でより良い視機能を求め手術を希望する方が増えています。一方中途失明の原因として最も多い緑内障は一旦失われた視機能を回復する手立ては現在のところありません。慢性の病気でゆっくり進行すること、欠けた視野を左右の目で補い合うため病気の初期は症状を自覚できません。視力低下や視野狭窄を自覚する頃はかなり進行した段階に入っています。そのため緑内障の初期から薬物治療を開始して進行を予防することが重要になります。しかし治療を開始しても初期のうちは自覚症状が乏しいこともあり治療を中断してしまう方が少なくありません。当科では治療を継続していただけるよう患者さんとのコミュニケーション、インフォームドコンセントを大切にして診療にあたっています。
　手術が必要な場合は秋田大学医学部付属病院、秋田厚生医療センターなど連携医療機関に紹介しています。

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