訪問診療・訪問看護紹介

概要

患者さんの社会復帰を支援し、家庭生活・在宅療養を円滑に進め不安を軽減するため、内科医師、呼吸器内科医師、看護師が中心となって通院困難な患者さんや自宅療養を希望する患者さんの訪問診療（毎週水曜、金曜）を積極的に行っています。最後のときまで自宅で過ごして療養したい方、自宅療養を続けながら必要な時には入院したい方、麻痺などで通院困難な方、自宅療養に不安がある方など様々な患者さんに対応しています。ご希望の方は当院訪問看護ステーションまでご連絡ください。

患者数

平成15年11月訪問診療を開始し、令和3年12月31日の間に訪問診療患者数は532名、訪問診療回数は7,387に上ります。

訪問診療開始時の年齢分布

80歳代で開始する患者さんが一番多くなっています

　年齢　 33-100歳
　平均値　　　82歳
　中央値　　　82歳

性別

男性/女性　241/291

家族構成

N＝532人
SS：ショートステイ、GH：グループホーム

多世代所帯が過半数を占めますが、独居、夫婦所帯も少なくありません。

訪問診療患者さんの基礎疾患

当初は認知症、脳血管障害が半数近くを占めましたが、最近は癌が増加しています。

対象となる方

• 在宅療養に不安がある患者さん
• 治療の継続が必要で在宅療養を希望される患者さん
• 在宅療養を続けながら必要な時には入院したい患者さん
• 麻痺などで通院困難な患者さん
• 自宅で最期を迎えたいと考えている患者さん

など

診療内容

• 診察、採血検査
• 各種内服治療（含 麻薬）、輸液（含 中心静脈栄養）
• 尿道留置カテーテル管理
• 人工呼吸管理

など

訪問看護、訪問リハビリテーションも行っています
（詳しくは、当ホームページ「病院の紹介」→「部門の紹介」の「訪問看護」、「訪問リハビリテーション」をご覧ください）

診療体制

通常の往診は水曜、金曜午後14時から行います。
往診間隔は個々の患者さんの状態により決めています。
状態の変化があれば訪問看護ステーションへ電話連絡して頂きます。訪問看護師により24時間体制で対応し、必要があればご自宅へ訪問します。状況により医師へ連絡してその後の診療体制を決めます。
月1回訪問診療に携わっている医師、看護師によりカンファレンスを行って、患者さんの問題点を討議しています。

訪問診療申し込み方法

当院入院中の場合は主治医または病棟看護師へ、外来通院中の場合は外来医師または外来看護師へ、あるいは訪問看護ステーション（病院代表：018-875-2100、直通：018-855-4102）へご連絡ください。